夫の両親

今年、幼稚園の運動会は緊急事態宣言が解除された後にあった。観覧者は祖父母までOKと連絡を受けて、まず義両親に声をかけたけど、二人とも足腰が辛いと言って来なかった。なら仕方ないか〜と思ったけど、思い返してみれば数日前会ったとき「目的地はないのだけど、電車でおでかけして、気分で駅を選んで散策でもしようと思って」と義母と義弟は出かけていた。足腰が辛いは本当の理由じゃなかったのかも、と思ったり。

でもその後に会ったときは、「朝の起き抜けが辛い。体が痛くて。だからごみ捨ては夜のうちにやっちゃうの」と言ってた。そうか、朝が辛かったのか、と納得。でも、ふと夜中に何で義弟は手助けしないんだ?と思った。両親と暮らしてて、母親がツライツライと言っているのを知らないわけではないはず。義弟はずっと実家暮らしで30半ば、しばらく求職中の状態らしい。朝ごみ捨てに行くくらいできないのだろうか、と思ったり。

義両親と私たち、これからの付き合い方を考えたとき、義弟の立ち位置は微妙だ。

「〇〇は気が利かない」とか「〇〇には無理」とか、義弟に対する批判的な評価をよく耳にするし、現に求職中で自立しているとは言い難い。義両親と一緒に暮らして、側で見守ってくれるのはありがたいけれど、おそらく生活の面倒は見てもらっているだろうし、車の免許はあっても運転はできないらしいし、助けになっている、頼りになるという具体的な話も聞かない。聞かないだけで、実際は頼もしいのかもしれないけど。義両親と義弟の関わりがどうなっていくのか、私にはよくわからない。