療育センター
娘の感覚過敏について、療育センターに相談して、検査を受けて、結果が出たので行ってきた。
結果は、4項目のうち、すべてが『とても高い』だった。
どこかに偏るでもなく、すべてが高い。
結果を説明してくれた作業療法士さんは、「お母さん、大変だったろうなと思いました」と優しく声をかけてくれた。
発達は、IQ120ということで、平均かそれより少し高いという値で、心配はないそう。
ただ、一部が3歳児、4歳児相当の部分もあった。
状況に合わせて、詳しい説明をするのが苦手、らしい。本人は言葉が足りている、十分に説明ができているつもりでも、相手にわかりやすく伝わる言葉にはなっていない。思い当たる節はあった。
「〇〇はどこ?」「何のこと?」「〇〇だってば!」「〇〇だけじゃわからないよ、何の〇〇?」「〇〇だって言ってるでしょ!!」と言った具合で、何を言ってるのかわからないと思うことは、しばしばあった。その時は焦って言葉がでないのかな、と深刻に捉えていなかった。
気になるのは、聴覚の過敏。
すべての音が同じ大きさで、自分へ向かっているように聞こえて、聞き流せないということ。そのせいで、授業に集中できない、挟まなくていいところへ口を挟むなど、このままでは学校でトラブルになりそうだ。友達や先生とのコミュニケーション面でも心配だ。
入学前に、小学校へ相談しておくようにすすめられた。
ハッキリと問題が見えてきたことで、気が重いけど、すこし気が楽になった部分もある。
私の思い過ごしじゃなかった。
私の育て方が悪いんじゃなかった。
良かった良かったと言えることではないけど、他人に客観的に、医学的に説明ができる。困難や苦手領域は、甘えではないと、理解を求めることができる。
それは、良かった。